先日、うちのブログでも紹介(
Waltzing is Hip!: W-ZERO3[es]発表!!7/6/06)した、7月27日にWILLCOMから発売されるスマートフォン、W-ZERO3[es]の事前登録が始まりました。
「事前登録」ってなんだ?と思いますがWILLCOMによりますと、
「ウィ ルコムストアでは、W-ZERO3 [es]/WS007SHの予約販売を7月14日(金)より開始いたしますが、アクセス集中によるトラブルなども予想されるため、7月11日(火)より下 記の方法にて事前登録を行なっていただいたお客さまに、順次Eメールにて専用購入ページをご案内し、ご注文を承ります。 」
だそうです。
来る14日の予約販売に向けて、先に整理券を配っておきますということでしょう。
専用のページが用意されていて、そこから登録を行うようです。
WILLCOM|W-ZERO3 [es] 予約販売について
ここではまず、SIM有かSIM無しのどちらかを選択します。
が、既に昨日の段階でSIM無し本体だけという方は登録を締め切っています。
昨日のアクセス数はすごかったらしく、登録ができない状態もあったようです。
平日の昼間からすごいですね社会人は(苦笑
ちなみに、SIM有り版の方は、現在(7/12 9:00am)の段階ではまだ登録可能です。
で、このSIM無し版の売れ具合をどう解釈できるでしょう?
既存のW-ZERO3ユーザーがこぞって乗り換えたということでしょうか?
いろんなブログをみていますと、[es]についての評価はマチマチです(まぁまだ発売していないというのもあるでしょうが)。
しかし、大勢は、「既存のW-ZERO3シリーズを持っていない人にはお薦め。既にW-ZEROユーザーなら、一考の価値程度はあるかも」という感じにまとめられるのではないでしょうか。
新規ユーザーに[es]を薦めることができる最大の理由は見ための変化のようです。
[es]は既存のものと比べ、より通常の携帯電話の形態に近づいたといえます(それでもまだでかいですが 笑)
最近の携帯は高機能なものは非常に高機能ですが、その分サイズの小型化、薄型化が追い付いていません。
そういった分厚い携帯を持つことができるなら、[es]程度の分厚さとサイズなら許容範囲だろうというものです。
反対に、既存のW-ZERO3ユーザーが微妙な反応を示すだろうというのは、主にスペックの問題に尽きるようです。
小さくなった液晶、いまだデフォルトで搭載されることのないBluetooth機能、なかでも最大の問題は無線LANが外されたということでしょう。
既存のユーザーにとって[es]は、それほど魅力的な端末ではないということのようです。
でははじめの質問に戻りましょう。
SIM無し版がすぐに締め切られたというのは、既存のW-ZERO3ユーザーが[es]に乗り換えをしようとしていることを表しているのでしょうか?
私は、乗り換えではなく、併用ではないかと思っています。
つまり、既存のものと今回の[es]では、用途が異なるということです。
携帯的な使いかたをするのであれば[es]が向いているでしょうし、本格的にデータ通信やウェブの閲覧なんかがしたいということになれば、無線LANが付いており、液晶も大きい既存のW-ZERO3の方が向いているといえます。
SIMを差し替えてやればこういった住み分けも可能ですからね。
しかし、SIM有り版の売行きはどうなるのでしょうね?
結局、[es]を買ったのは大部分が既存のユーザーだった、というようになったら、せっかく日本でもスマートフォンを売ろうという風潮が出てきたのに、その流れを止めてしまいかねない気がします。
私はどうするのかですって?
こっちを買うとなると、vodafoneから出るNokiaの端末をあきらめる羽目になりますからね。
そんなお金ないですよ(苦笑
technorati tags:W-ZERO3, mobile, 興味あり
Blogged with Flock