昨日、町の変なものばっかり置いている某雑貨屋兼本屋(?)へ行ってきました。
いつも店内では変な民俗音楽やイカしたファンクなどがかかっており、センスあるなーここの店員は、
なんて思っていたわけですが、昨日はセンスのかけらも感じられない選曲で連れ共々ヘキヘキしてしまいました。
好きでもないパンクな曲がボリュームめいっぱい上げた状態でかかっていればそりゃ不機嫌にもなろうというものです(苦笑
センスのいい店員はこの春でみんな抜けてしまったのかなぁ、と少し寂しくなってしまいました。
あれやったらわざわざ町に出てまで行く必要がないとひとしきり連れとぼやいていましたよ。
まあ、それはそれとして、今回は別の話をば。
同じ店のコアな漫画のコーナーで昨日はホラー漫画の特集をやっていました。
水木先生や楳図かずお先生などの作品が並んでいる横に、私が愛してやまないあの人の作品が並んでいました。
そう、われらが伊藤潤二大先生であります(笑
いやー伊藤潤二先生の作品大好きなんですよ(苦笑
もちろん一番有名な富江のシリーズも大好きですが、短編の類もたまりませんねぇ。
あの完全に意味不明な話の展開(もちろん褒め言葉)はいつ読んでも感心させられます。
実は、というか読めば分かるのですが、この人の漫画はオチがついていないことが多いんですね。
でも、尻切れトンボという感じではなく、むしろストーリーを追うに従って高まっていたエネルギーが
最後で一気に拡散するようなイメージでして、 まるでオチ云々という次元を遥に超越したレヴェルに達しているかのようです。
友人達とは密かに伊藤潤二にハズレなしとささやきあっています(笑
本当にどれを読んでも面白いので、まだ未読の方は是非とも一冊手にとられることをお薦めします。
あ、グロ系だめな人はもうその時点でだめですよ、話云々の前にしっかりホラー漫画ですので(苦笑
そんな伊藤潤二大先生の漫画で読んだことがないのがその本屋にあったんですよ。
題して、『死人の恋わずらい(完全版)』
うはーたまんねぇー(笑
これはまた、期待を抱かせる題名です。
内容は・・・まあ是非とも読んでいただきたいので書かないことにしましょう(笑
物語の舞台設定だけ書くと、霧の濃い日に四つ辻に立ち、一番初めに自分の前を通り過ぎた人に相談をし、回答を得るという
「辻占」(つじうら)が流行っている、ある町で奇妙な噂が・・・
という感じです。
いやーたまりませんな(笑
ちなみに帯を確認したところ、松田龍平と後藤理沙で映画化されたそうです。
いやー知らなかった。
富江が映画化されたのと同じ頃の話でしょうかね?
まあ、映画は懲りたんでどうでもいいですけどね(苦笑
そんな感じで(?)このブログを読まれた方でまだ伊藤潤二を未体験だ、という方は一度手にとられることをお薦めします。
文庫の全集みたいなやつも出てますしね。あんまり見かけませんけど(苦笑
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