土曜日, 8月 12, 2006

院生与太郎哀歌:大沢人情編

さあ、本日無事に日本に帰国をしました。

とりあえず、怒涛の日々は小休止です。


で、八月入ってからの報告をば。

八月の一日から八日まで、私を含めた院生3人と学部3年が11人、先生3人で輪島市の西保と昔呼ばれた地区に行ってきました。

うちの研究室で恒例の(というか必修の)、調査実習というやつです。


具体的に何をするかといいますと、簡単に言ってしまえば、その地域に住んでいる人たちのお宅に伺って、日々の暮らしから、昔からの慣習、生業、冠婚葬祭のやり方etc...をお話していただくという感じです。

いわゆるフィールドワークというやつなんですが、我々人類学の人間がやるのはまぁ、何と言うか、非常に泥臭いものです。


全体的な感想としては、非常に楽しかったの一言に尽きます。

鬼軍曹の筋トレ道場で実習中にもかかわらず全身筋肉痛で目が覚めるという異常事態が発生していましたが、それもなかなか面白かったですよ(苦笑

最終日に買出しに出たところで私の車がパンクするというハプニングがありましたが、悪いのはまぁそんなもんです。

それに何と言っても飯が美味いの一言に尽きます。

漁村のようなものなので、毎日刺身と海草、それにサザエののオンパレードでした。

やっぱり美味い飯を食っていると人間、心がきれいになるもんです(笑


聞き取り自体は、私やNが学部3年のときにやったときよりは、やはり上達していたような気が。

まぁ、2回目なんで、上達してない方がマズいというのもありますが(苦笑

それに、前回と比べて、もう少し人々の様子が友好的だった気がします。

前回は加賀の町のほうでしたので、やっぱり何と言うか都会的な感じだったわけです。

今回は、古き良き農村、漁村という感じでしょうかねぇ。


でもやはり、まだまだ腕が足りませんなぁ。

根本的に知らないことが多いのもありますしね。

精進が必要なようです。


しかし、なかなか疲れますね、ああいうの。

いくら3年生で法律上はもう大人扱いといっても、まだまだ子供っぽいところはありますし、それは我々院生にしたって同じようなもんです。

極端なことを言うと、半人前(もしかしたらそれ以下)が子供相手に偉そうなことを言うほど醜悪な光景はないわけです(苦笑

3年の相手をしたり、全体のバランスを考えたりと、まるで中間管理職の気分でしたねー。

まぁなったことはありませんが(苦笑

ただ、私は一番しんどい電話連絡を1日目に避けたら、何故か最後まで他の二人に任せっきりでしたので、ずいぶん楽をさせてもらいましたが(苦笑

HとNには悪かったなーと思うけども済んだことだから許して(笑

この借りは必ず。


まぁ勉強になりましたねー。

こんな機会はそうそうないわけで、大事にしないといけませんね。


しっかし、ぜんぜん調べてない(自分でという意味)農業の話をどう報告書にまとめるかなぁ(苦笑

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2 件のコメント:

  1. おかえり!帰ってましたか。韓国のことも教えて~。

    実習終わってからはや一週間、俺はやや小康状態だった気がするわ。
    でさー、17・18日の祭りの日にまた行ってくるんだけど、バスとか考えると二泊しんとあかんみたいで。そして田中屋満室!仕方ないから浜喜屋。。。大沢の祭り終わって、夜12時とかに上大沢まで一人で歩くのです。あー

    もう!(やりきれぬ思い)

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  2. おわ、祭りいくんか。
    でも深夜にあの道を一人歩くのはなかなか辛そうやなぁ。

    でもまぁ、これに行けばもう祭りは自動的に書けてしまうんやからと思って・・・


    まぁ、やりきれんか(苦笑

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